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Rule Of Real HM, HR Vol,1 Live Report

2017/ 04/ 28
                 
関西を中心に活動するギタリスト、三谷哲也氏が主催する新イベント「Rule Of Real HM, HR Vol,1」を観戦してきました。

場所はお馴染みの阿波座BIGJACK。

仕事が何とか終わり、そのまま会場へ移動。
立ち仕事かつ新人の指導もあったので、仕事終わりの段階でクタクタだったんですが、三谷氏がかつて在籍したMoon Struckのカヴァーバンドも出る(当然、三谷氏もギタリストとして参加)ので、これを見逃すと死ぬほど後悔すると思ったので、頑張ってみました(笑)


最初のバンドはMoon Stealer。
Moon Struckのカヴァーバンドです。
はっきり言って、これが一番の目当てでした。

2列目ぐらいで観させていただきました。
昔から聞き込んだ懐かしい曲が目の前で演奏される。
ベッタベタなジャパニーズ様式美メタルかもしれませんが、これが好きなんだからどうしようもなく楽しいのはしょうがありませんね(笑)

なお、メンバーにConcerto MoonやSaber Tigerにも在籍したキモリンこと木本高伸氏、ドラムに同じくConcerto Moonでリズム隊を組んだ長田昌之氏が参加しており、個人的にはとてもお得感の強かったです。

このお二人は、Concerto Moonを観に行き始めた頃のリズム隊の方で懐かしいのもありますし、キモリンは世界で最も好きなベーシストの1人です。
ステージを観て憧れたという意味では、間違いなく自分の中でトップ。
髪を振り乱しながら、時々ベースのネックを立てるポーズがめっちゃカッコイイのです。

それから、三谷氏からピックを手渡しで貰いました。
なんだかんだで嬉しいです。
もちろん、チケットと共に保管します。


2バンド目はEmerald Aisles。

引き続き三谷氏が弾きまくりでした。
ぶっちゃけ、やってる事はMoon Stealerとほぼ変わっていないイメージ。

メンバーはいつものレギュラーサポートメンバーで、相変わらずヴォーカルの千田氏の歌がエモーショナルかつ力強くて素晴らしい。

ベースの杉森氏も実は元Concerto Moonで、何気にその肩書きを持つ人が3人もいるという(笑)
この界隈の狭さを感じさせられました。

歌の迫力の割に愛嬌を感じさせる千田氏、常にニッコニコの杉森氏、ゴリゴリにカッコつけてフリーダムな三谷氏、三者三様のステージングでフロントの華やかさもお見事でした。
だが、寡黙にリズムをたたき出すHIDE氏の存在を忘れてはなりません。
ドラマーあってのメタルバンドです(笑)


最後は様式美ジャパメタの帝王、岡垣氏率いるAphrodite。

ギタリストに西村守氏というテクニカルギタリストを配し、ヴォーカルは荒木真為氏、ドラムに堀江睦男、ベースがANI-KATSU氏と、結構なレジェンドメンバーです。

楽曲は岡垣氏によるゴリゴリの様式美全開ナンバーで非常にかっこいいのですが、今ひとつ突き抜けてこないのは愛嬌の無さというか、生真面目過ぎるサウンドだからでしょうか?
個人的にはジョン・ウエスト在籍時のRoyal Huntと被ります。

クオリティはめちゃくちゃ高いのに、イマイチ響いてこない。
まあ、僕の趣味もありますが、DCクーパーのような「自由さ」がこのバンドに加われば、もっと跳ねるような気がします(あくまで僕の中で)。

なお、Emarald Aislesにおいては、この部分を三谷氏が担当しているような気がします。

ステージにおいては荒木氏が目を惹きました。
ベースやギターをポーズを合わせてフォーメーションを組むなど、こういう表現が正しいのか分かりませんが、可愛い可愛い(笑)

あと、荒木氏は実家が京都なんでしょうか?
古いブログに残っていた帰省のエントリーでは、僕の実家とおもくそ近い感じ(笑)
一気に親近感湧きました。

そして、ベースのANI-KATSU氏のかっこよさに惚れ惚れしました。
テンガロンハット、かっこえー。
ああいうのが似合う男になりたいですなあ。


結果、合計4時間を超えるステージとなったわけで、足もクタクタでしたが、非常に楽しめたライブとなりました。
                 
        

Loud Park 2017 第一弾アーティスト発表

2017/ 04/ 17
                 
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ようやく発表されました、国内最大のメタルフェスLoud Parkの第一弾アーティスト。
最初は3月発表って言ってたのに、ずいぶんずれ込みましたね(笑)


Loud Park 2017
10月14日・15日
さいたまスーパーアリーナ

Michael Schenker Fest
Alice Cooper
Anthem
Apocalyptica
Beyond The Black
Brujeria
Cradle Of Filth
Devin Townsend Project
Loudness
Opeth
Overkill
Sabaton
Winger


2日間の2ステージ開催という事で、去年の第一弾発表よりは少なめですね。
飛翔神がヘッドライナーという事で、ラウパ参戦3年目にして、いよいよヘッドライナーを(全部)観る時が訪れたようです(笑)
個人的にはグラハムに超期待です。

そして、やはりSabatonが個人的ヘッドライナーですね。
2015年のあの伝説を再びお願いしたい。
今度はフロア参戦するぞ!

Overkillも新作が良かったし、2010年のIronboundもかなりの傑作だったので、こちらも期待度高し。

Apocalypticaもこういう機会でもなければ観ないと思うので楽しみです。

残りは正直言ってイマイチというか、バランスはとれているとは思うものの興味が惹かれないんですよね。
Alice CooperとかWingerのベテラン勢ぐらいだろうか。

国内バンドに至っては、安全パイ過ぎて興味は全くもてないです。
もちろん良いバンドだとは思うんですが、Loud Parkではもっと別のバンドが観てみたい。


さ、第二弾発表はいつ頃かなー。
                 
        

Kelly Simonz - (2017) Overture Of Destruction

2017/ 04/ 09
                 
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日本が世界に誇るギターマエストロでありマルチプレイヤー、Kelly Simonz氏の新作が届けられました。

知ってる人には説明不要だと思われますが、Kelly Simonz氏はイングヴェイが生み出した「ネオクラシカル」というジャンルにおいて、絶大な影響力と支持を得るアーティストです。

これが、一般的なイメージでしょう。多分。

一般的なイメージと表現したのは、実際問題としてイングヴェイ直系と一括りにするにはちょっと無理があるぐらい、音楽の幅が大きいのです。

そして、ここがアンチの叩き所でもあったりするんですね。

Kelly Simonz氏はマルチプレイヤーであるので、ギターだけではなく色々な楽器を演奏しますし(特にベースが最高なんですよ)、時にはヴォーカルも担当します。
というか、初期は全曲歌ってましたし。

その声は特徴的で、僕個人はすごく好きなのですが、一般的なメタラーから高い力量と評価されているシンガー達に比べると、力強さや音域という点では劣ります。
なので、ヘヴィメタルとしてどうか?という観点で評価すると、確かに低い評価になるのでしょう。

ですが、現在では(過去2作も含め)元GalneryusのYAMA-B氏が参加しているので、少なくともメタル曲におけるその弱点は克服されているし、まあ何より僕はKelly氏の歌が好きなので基本問題無いです(笑)

さて、アルバムの感想ですが(笑)、もはや心配無用のKelly Simonzクオリティです。

メタラーにはYAMA-B氏が吠える「Road To Destruction」「Road To Ruin」「Regeneration」といった、タイプの違うメタルソングがツボにはまるでしょうし、「Close Your Eyes」「All I Need Is Your Love」といった曲はKelly氏の歌が爽やかに映えるメロハーです。
「Sea Of Tears」はタッチやニュアンス、トーンが最高な泣きのギターバラードで、いやいやKelly Simonzはテクニカルインストや!って方には、「Majestie Prestigio」「Opus #3」でその溜飲を下げるはず。
バラードソング「You're My Love」は、そのKelly氏の特徴的なせつない歌声が非常にはまっているナンバーです。
本編ラストの「'The Wrath Of Gaia' Suite No.1-3」は、すげー似てる曲があるんですが、これはKelly氏なりのトリビュートと解釈しました。

めんどくさいアンチがまた騒ぐんだろうなーと思いますが、その元ネタって言われそうな曲は僕も大好きなので、結局問題無いです(笑)

しかし、相変わらずKelly氏のアルバムは「美しい」ですね。
単純に小奇麗なサウンドって事ではありません。

誇り高く、気高く、そして儚い。

彼の美学がアルバム全体に毛細血管のように張り巡らされています。
少なくともこのジャンルにおいて、これほどまでに美しい音楽を奏でる人を僕は知りません。
テクニック的な凄さもそうですが、僕はこういうメンタルな部分がKelly氏を唯一無二・孤高の存在たらしめているのではないかと思います。

ま、早い話が最高って事です。
買いましょう。
これで「買って損した」って思うなら、このジャンル向いてません。マジで。